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OpenWorker は、デスクトップ上で動作するオープンソースの AI コワーカーです。チャットにとどまらず、体裁の整ったドキュメント、数値を盛り込んだ Slack への返信、更新されたカレンダー、整理された受信トレイといった、完成した成果物を届けます。モデルに依存しないため、OpenAI、Anthropic、Google、オープンウェイトプロバイダーの API キーを持ち込むことも、Ollama で完全にローカル実行することもできます。以下の手順に従って、OpenWorker を SambaCloud でホストされているモデルに接続します。

前提条件

作業を始める前に、以下の環境を準備してください。 ソースから OpenWorker を実行する場合は、Python 3.10 以上、Node.js 20 以上、およびデスクトップシェル用の Rust ツールチェーン (rustup 経由) も必要です。

OpenWorker のインストール

OpenWorker は、次の 2 つの方法のいずれかでインストールできます。

方法 1: デスクトップアプリのダウンロード

プロジェクトの リリースページ から、お使いのオペレーティングシステム向けの最新の OpenWorker ビルドをダウンロードします。
  • macOS: .dmg インストーラー (Apple Silicon)
  • Windows: .exe インストーラーまたは .msi パッケージ
ダウンロードしたファイルを開き、お使いのプラットフォームの標準的なインストール手順に従ったうえで、OpenWorker を起動します。

方法 2: ソースからの実行

リポジトリをクローンし、ローカル開発環境をブートストラップします。
UI が起動したら、npm run dev が表示した URL をブラウザで開きます。
setup_dev_env.sh は、PATH 上で最初に見つかった python3 を使って仮想環境を構築します。macOS に同梱されている python3 は 3.9 のため、Package 'coworker' requires a different Python で失敗します。スクリプトを実行する前に 3.10 以上の python3 を優先されるように配置し、失敗した実行が残した .venv があれば削除してください (スクリプトは既存の .venv を再利用するため)。

セットアップ

SambaCloud は OpenAI 互換の API を提供しているため、OpenWorker の OpenAI プロバイダーにカスタムエンドポイントを指定して接続します。
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プロバイダー設定を開く

デスクトップアプリは、初回起動時にモデルプロバイダーの選択を求める Welcome 画面を表示します。方法 2: ソースからの実行 で起動したブラウザ UI にはこの画面は表示されず、一度閉じた後のデスクトップアプリにも表示されません。いずれの場合も、代わりに Settings を開いて Models セクションを選択してください。
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OpenAI プロバイダーを SambaCloud に向ける

プロバイダー一覧から OpenAI を選択し、次の操作を行います。
  1. OpenAI API key に、SambaCloud の API キーを貼り付けます。
  2. Custom endpoint をクリックして展開し、フィールドに https://api.sambanova.ai/v1 を入力します。これにより、リクエストが api.openai.com ではなく SambaCloud に送信されます。
  3. Test をクリックします。
このフォームには独立した保存ボタンがありません。Test がエンドポイントに対してキーを検証し、両方のフィールドを保存したうえで、カードに ✓ Connected と表示された状態でプロバイダー一覧に戻ります。テストが失敗した場合、何も保存されません。Welcome フローでは、カードに ✓ Connected と表示されたら Next で先に進みます。Skip setup リンクは、プロバイダーを保存済みかどうかにかかわらず「Nothing works without a model」と応答するため、キーの入力が済んでいればこのメッセージは無視してかまいません。残りのコネクター設定のステップは安全にスキップできます。このチェックは補完を実行するのではなく、エンドポイントのモデル一覧を取得するだけです。そのため、SambaCloud が推論用としてはすでに受け付けなくなったキーでも、チェックを通過することがあります。
OpenAI プロバイダーが接続され、キーがテスト・保存され、カスタムエンドポイントに SambaCloud API が設定された OpenWorker の Welcome 画面
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SambaCloud モデルを追加

キーを保存してもモデル一覧は変わりません。ピッカーには OpenWorker が厳選した OpenAI モデルのみが表示され、いずれも SambaCloud には存在しません。使用したいモデル (例: MiniMax-M2.7) をカスタムエントリとして追加してください。モデル ID は、プレフィックスを付けず、SambaCloud が公開しているとおり正確に入力します。OpenAI プロバイダー配下に追加されたモデルは、入力されたとおりに保存され、そのままエンドポイントに送信されます。モデル ID の全一覧は SambaCloud 対応モデル をご参照ください。追加された行には Make default ボタンが表示されます。クリックすると、新規セッションすべてでそのモデルが使用されます。デフォルトを変更しない場合は、コンポーザーのモデルボタンからセッションごとにモデルを選択してください。このいずれかを行うまで、OpenWorker は GPT モデルをデフォルトのまま使用し、すべてのタスクが model_not_found で失敗します。SambaCloud モデルをデフォルトにしたら、同じ一覧で GPT モデルの選択を解除してください。解除しない場合はピッカーに残り続け、選択すると OpenAI のモデル ID が SambaCloud に送信されて拒否されます。
MiniMax-M2.7 が選択されデフォルトのバッジが付き、4 つの OpenAI GPT モデルの選択が解除された Settings の Models ペイン
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OpenWorker に作業を依頼

OpenWorker で新しいタスクを開き、求める完成形の成果物を記述します。例:
  • Draft a status update from the last week of activity in this project folder
  • Reply to the latest thread in my Slack #launch channel with the current KPI numbers
  • Triage my inbox and archive newsletters, then summarize the rest
  • このプロジェクトフォルダの直近 1 週間のアクティビティから、ステータスアップデートの下書きを作成して
  • Slack の #launch チャンネルの最新スレッドに、現在の KPI の数値を添えて返信して
  • 受信トレイをトリアージしてニュースレターをアーカイブし、残りを要約して
OpenWorker が手順を計画し、SambaNova のモデルを呼び出し、接続済みの各種連携を活用して、完成した成果物を返します。
セッションタイトルの下とコンポーザーのモデルボタンに表示された、MiniMax-M2.7 で応答している OpenWorker のセッション

コマンドラインからのエージェントサーバーの設定

ソースから OpenWorker を実行している場合は、モデルピッカーの代わりに --model フラグで起動時モデルを設定できます。
その後、方法 2: ソースからの実行 の手順どおりに UI を起動します。 SambaCloud モデルを毎回の起動時モデルにするには、実行のたびに --model を渡すのではなく、グローバル設定ファイルで指定します。
エンドポイントは環境変数では設定できません。エンドポイントは Settings > Models で保存した OpenAI プロバイダーのプロファイルから取得されるため、コマンドラインからサーバーを操作する前に、上記のセットアップ手順を少なくとも一度は完了してください。
--model と model = のいずれも、設定するのは起動時モデルのみです。Settings > Models でモデルを選択した瞬間に、OpenWorker はその選択を設定ファイルと同じ場所の prefs.json に保存し、以降の起動では保存された選択が常に優先されます。それ以降、--model と model = は無視され、起動時に何のメッセージも表示されません。モデルを変更する場合は UI で行うか、prefs.json から default_model エントリを削除してください。
OpenWorker は、Settings > Models で保存したキーよりも先に、環境変数の OPENAI_API_KEY を読み取ります。他のツール向けに OpenAI のキーをエクスポートしている場合は、サーバーを起動するシェルでその環境変数を解除してください。解除しないと、そのキーが https://api.sambanova.ai/v1 に送信され、すべてのリクエストが invalid_api_key で失敗します。デスクトップアプリはシェル環境を継承しないため、これが影響するのはソースから実行する場合のみです。
OpenWorker はローカルマシン上で動作します。データがデバイスの外に出るのは、モデルプロバイダーと、明示的に接続した連携先を経由する場合のみです。SambaCloud を使用する場合、プロンプトと補完は https://api.sambanova.ai/v1 に送信されます。

トラブルシューティング

OpenWorker のデフォルトが GPT モデルのままになっています。Settings > Models を開き、SambaCloud モデルの Make default をクリックし、ピッカーが OpenAI のモデル ID を SambaCloud に送信できないように GPT モデルの選択を解除してください。
OpenWorker は、Settings > Models で保存したキーよりも先に、環境変数の OPENAI_API_KEY を読み取ります。サーバーを起動するシェルでこの環境変数を解除してください。解除しないと、別の OpenAI キーが https://api.sambanova.ai/v1 に送信されます。これが影響するのはソースから実行する場合のみです。
OpenWorker が、直近の Settings > Models での選択を prefs.json に保存しており、以降の起動では保存されたモデルが常に優先されます (起動時のメッセージはありません)。UI でモデルを変更するか、prefs.json から default_model エントリを削除してください。
スクリプトがシステムの python3 (macOS では 3.9) で仮想環境を構築しています。PATH 上で 3.10 以上の python3 が優先されるように配置し、失敗した実行が残した .venv を削除してから、スクリプトを再実行してください。

参考情報