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SambaRack Manager のリリースノートです。新機能、機能強化、修正内容を掲載しています。

SambaRack Manager v2.1.1 リリース

リリース日: 2026年8月31日 本リリースでは、snctl を Go バイナリとして書き直し、複数のコマンドを新しいグループに移動したほか、インベントリファイルからのラックとグループの一括プロビジョニングを追加しました。これらはすべて SambaRack Manager の バージョン 1.0.0 として提供されます。
本リリースでは、コマンドとフラグの名称が変更されています。 アップグレードの前に アップグレードに関する注意事項 を確認して対応し、snctl を呼び出しているすべてのスクリプトを更新してください。

アップグレードに関する注意事項

名称変更・移動されたコマンド node power* 系のコマンドは新しいトップレベルの power グループに移動し、device firmware-* は firmware になりました。 名称変更されたフラグと値
--index は、スロットを持つデバイスタイプ xrdu および card に対してのみ指定できます。デバイスごとのスロットを持たない bios、bmc、all に対しては拒否されます。ファームウェア更新は、THOR カード、BIOS、BMC、XRDU の各デバイスでサポートされています。

新機能と機能強化

SambaRack Manager Go CLI snctl が Go バイナリとして書き直されました。アップグレードの前に再インストールし、上記の アップグレードに関する注意事項 に記載したフラグを渡しているスクリプトを更新してください。 コマンド出力を、グローバルな -o, --output フラグで制御できるようになりました。指定できる値は text (デフォルト)、wide (追加の詳細)、json (新しい JSON 出力形式) です。
-o wide はすべてのコマンドでサポートされているわけではありません。 power on、power off、power cycle、firmware upgrade、group create、group add-rack、group remove-rack、group delete は text または json のみを受け付けます。rack export では -o の用途が異なり、出力ファイルの形式 (json または yaml) を選択します。形式は --file の拡張子から推定され、stdout への出力時のデフォルトは json です。
セットアップに関して特筆すべきオプションが 2 つあります。
  • 非対話型の初期化:snctl config init --defaults は、プロンプトを表示せずにすべてのデフォルト値を受け入れます。プロビジョニングスクリプトやイメージビルドに適しています。
  • デバイス単位の認証情報オーバーライド:デバイスタイプごとのデフォルトに加えて、個々のデバイスに、正規パス (canonical path) で指定する固有の認証情報を持たせることができます。snctl secret get --device <path> は、値がどの階層から解決されたかを報告します。これは標準のセットアップの一部ではなく、必要とするデプロイメント向けに提供されています。
デバイス、電源、ファームウェアの管理が、それぞれ独立したガイドとして文書化されました。
ラックの一括プロビジョニング ラックとグループを、デバイス 1 台ずつではなく、ファイルからまとめてプロビジョニングできるようになりました。SN40L-16 ラック 1 台は約 17 台のデバイスで構成され、従来はそれぞれに個別の rack add-device の呼び出しが必要でした。
ファイルは JSON または YAML 形式のネイティブな snctl インベントリで、ラックのみ、グループのみ、または両方のサブセットを含めることができます (rack export が生成したファイルも使用できます)。- を渡すと stdin から読み込みます。
まず --dry-run を付けて実行してください。 どのラックが追加・更新・スキップされるか、また何件の認証情報がインポートされるかを、何も書き込むことなく正確に報告します。
snctl rack export はインベントリをファイルに書き出します。ラック ID を指定しない場合は、すべてのラックがエクスポートされます。パスワードは常に ${BMC_SECRET} のようなプレースホルダに置き換えられるため、エクスポートファイルは安全に共有できます。インポートファイルに実際のパスワードが含まれている場合は、暗号化された認証情報ストアに読み込まれるため、別途設定する必要はありません。 snctl rack show は、-o wide でノード名を報告するようになり、-o json では常に node_name フィールドを含みます。 ファイル形式と手順の詳細については、ラック管理 および インベントリファイルのスキーマ をご参照ください。

SambaRack Manager v1.2.0 リリース

リリース日: 2026年7月14日 本リリースでは、各デバイスタイプおよび 2-PDU 構成の SambaRack SN40L-16 におけるファームウェア更新の信頼性を改善したほか、パフォーマンスとユーザビリティ全般を向上させました。これらの変更はすべて SambaRack Manager のバージョン 0.0.5 に含まれます。

改善と修正

ファームウェア更新の信頼性
  • snctl device firmware-update によるファームウェアイメージのダウンロードについて、より幅広いネットワーク環境での信頼性を改善しました。
  • XRDU デバイスのファームウェアアップグレードに影響する問題を解消し、BIOS 更新の手順を更新しました。
  • snctl device firmware-update が、--type をサポート対象のデバイスタイプに照らして検証するようになりました。
  • バージョン不一致の結果における不要なログノイズを除去するため、firmware-check の出力を整理しました。
全般的な改善
  • インベントリデータを読み取るコマンドのパフォーマンスを改善しました。

SambaRack Manager v1.0.57 リリース

リリース日: 2026年4月30日 本リリースでは、SambaRack SN40L-16 の 2-PDU 構成サポートと、BIOS、BMC、カード、XRDU の各デバイスタイプ向けの新しいファームウェア更新コマンドを導入します。

新機能と機能強化

SambaRack SN40L-16: 2-PDU 構成サポート SambaRack Manager が、既存の 4-PDU 構成 (部品番号 1001934) に加えて、2-PDU の SambaRack SN40L-16 構成 (部品番号 P-1002331) をサポートするようになりました。
  • snctl rack add が部品番号 P-1002331 を受け付け、コンポーネントリストには実際の PDU 数が反映されます。
  • 2-PDU ラックでは、snctl rack list に Type: P-1002331 と PDUs: 2 が表示されます。
  • 2-PDU ラックでは、snctl rack show に PDU/1 と PDU/2 のみが表示されます。
  • デバイスインデックス表が更新され、1〜4 (4-PDU 構成) または 1〜2 (2-PDU 構成) が反映されます。
ファームウェア更新コマンド BIOS、BMC、カード、XRDU の各デバイスタイプで snctl device firmware-update コマンドが利用可能になりました。
  • 対象の選択には --rack-id または --group を使用します。特定の XRDU を対象にするには --index を使用します (単一指定、カンマ区切りのリスト、または全指定)。
  • カスタムファームウェアファイルを指定するには --file を、事前条件チェックをスキップするには --force を使用します。
  • 同一のメンテナンスウィンドウ内で複数のコンポーネントをアップグレードする場合は、THOR CARD → BIOS → BMC → XRDU の順序に従ってください。
  • ラック内の XRDU は並列にアップグレードされ、グループ内のラックは順次処理されます。