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SambaNova Runtime のリリースノートです。新機能、機能強化、修正内容を掲載しています。
ここに掲載されているものより古いリリースノートについては、Runtime リリースノートアーカイブ(英語)をご参照ください。

SambaNova Runtime v1.26.1-2 リリース

リリース日: 2026年5月1日 本リリースには、ランタイムのパフォーマンス改善、4 チャネル DDR 構成へのハードウェアサポートの拡大、より大きなモデルバンドルのサポート、SNFM データベースの自動移行、およびファン障害検出が含まれます。

新機能と機能強化

TTFT・スループット・モデル切り替えに関する引数テーブルのパフォーマンス改善 3 つのランタイム最適化により、TTFT とモデル切り替えのレイテンシを短縮し、トークンスループットを向上させます。
  • 引数テーブル構造をリクエストごとに再計算するのではなく、モデルのロード時に事前計算します
  • スケジュール更新を RDU ごとに並列実行します
  • 引数テーブルに連続したメモリ割り当てを使用し、DMA 操作を削減します
セクション単位の AGCU/SLB トラッキングによる大規模モデルバンドル対応 AGCU および SLB のリソース使用量をセグメント単位ではなくセクション単位でトラッキングすることで、モデルをメモリにロードする際の正確なリソース割り当てが可能になり、Llama 4 Maverick を含むより大きなモデルバンドルに対応します。 AGCU 制御コマンドのパイプライン化 PL と AL+EXEC のような 2 つの独立したグラフ制御コマンドを、逐次ではなくまとめて発行できるようになり、CSR 書き込み時間を削減します。この機能を無効にするには CMD_PIPELINE_OPT=0 を設定します(デフォルトで有効)。 SND 初期化時の SNFM DB 移行 sambanova-runtime パッケージのインストール時またはアップグレード時に、SNFM が SND の初期化中にエラー履歴および障害履歴のデータベースを自動的に移行します。データベーススキーマが変更されるランタイムバージョンのアップグレードをまたいで、エラー履歴と障害履歴が保持されます。 4 チャネル DDR 構成のランタイムサポート 4 チャネル (1DPC) DDR 構成の SambaRack SN40L-16 ノードに対するランタイムサポートを追加します。
  • 4-DIMM 1DPC システムにおける DDR 物理アドレス計算を修正します
  • インベントリヘルスチェックを更新し、4 つの DDR チャネルを持つ RDU が snfadm inventory で degraded (劣化) ではなく healthy (正常) として報告されるようにします
ファン障害の検出とレポート ランタイムが、システムファームウェアから転送されるファン速度のクリティカル障害を検出してレポートするようになりました。ファン障害は snfadm のエラーログに ETYPE_FAN_SPEED_CRIT として表示され、システムの安定性に影響し得る温度・冷却の問題をより迅速に特定できます。 AVX 命令によるチェックポイントロードの最適化 AVX 命令を使用した RM→CVRM 変換の最適化により、チェックポイントロードのパフォーマンスを改善しました。

変更点

デフォルトの Huge Page 割り当ての更新 デフォルトの Huge Page 割り当てが、物理ホストメモリの 1/4 から 1/3 に引き上げられました。最大割り当ては 1 GB ページ × 512 です。
  • システムの Huge Page が新しいデフォルト値より少ない場合、sambanova-runtime パッケージをインストールすると割り当てが自動的に増加します。
  • システムの Huge Page が新しいデフォルト値より多く、新しいデフォルト値を適用したい場合は、オプションを付けずに /opt/sambaflow/bin/snconfig set hugepages を実行してください。

バグ修正

  • パフォーマンスカウンターの戻り値:パフォーマンスカウンターが不正な戻り値を返す問題を修正しました。
  • argtable collocate パスにおけるホストメモリ Huge Page の修正:ホストメモリの Huge Page サイズを正しく考慮するよう、argtable のコロケーション処理を修正しました。