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# SambaRack Manager リリースノート

SambaRack Manager のリリースノートです。新機能、機能強化、修正内容を掲載しています。

***

## SambaRack Manager v2.1.1 リリース

**リリース日:** 2026年8月31日

本リリースでは、`snctl` を Go バイナリとして書き直し、複数のコマンドを新しいグループに移動したほか、インベントリファイルからのラックとグループの一括プロビジョニングを追加しました。これらはすべて SambaRack Manager の **バージョン 1.0.0** として提供されます。

<Warning>
  **本リリースでは、コマンドとフラグの名称が変更されています。** アップグレードの前に **アップグレードに関する注意事項** を確認して対応し、`snctl` を呼び出しているすべてのスクリプトを更新してください。
</Warning>

### アップグレードに関する注意事項

**名称変更・移動されたコマンド**

`node power*` 系のコマンドは新しいトップレベルの `power` グループに移動し、`device firmware-*` は `firmware` になりました。

| 変更前 | 変更後 |
| :- | :- |
| `snctl doctor` | `snctl diag doctor` |
| `snctl node powerstate` | `snctl power state` |
| `snctl node poweron` | `snctl power on` |
| `snctl node poweroff` | `snctl power off` |
| `snctl node powercycle` | `snctl power cycle` |
| `snctl device firmware-check` | `snctl firmware version` |
| `snctl device firmware-update` | `snctl firmware upgrade` |

**名称変更されたフラグと値**

| 変更 | 対応 |
| :- | :- |
| `snctl` を Go で書き直し | `snctl` を再インストールしてください。下記のフラグを渡している既存のスクリプトは更新が必要です。 |
| `rack add --type` を `--partnumber` に名称変更 | スクリプトを更新してください。このフラグは必須になりました。 |
| ファームウェアの `--type` を `--device-type` に名称変更 | スクリプトを更新してください。 |
| ファームウェアの `--file` を `--image` に名称変更 | スクリプトを更新してください。このフラグは任意になりました。省略すると、プランオブレコード (plan-of-record) のイメージが自動的にダウンロードされます。 |
| デバイスタイプ `scs` を `serial_terminal` に名称変更 | 旧名を使用しているスクリプトやインベントリファイルを更新してください。 |
| `--log-level` の値を `DEBUG…CRITICAL` から `debug\|info\|warn\|error` に変更 | 値を小文字にし、`CRITICAL` は `error` に読み替えてください。 |
| `--version` / `-v` を削除 | `snctl version` を使用してください。 |

<Note>
  `--index` は、スロットを持つデバイスタイプ `xrdu` および `card` に対してのみ指定できます。デバイスごとのスロットを持たない `bios`、`bmc`、`all` に対しては拒否されます。

  ファームウェア更新は、THOR カード、BIOS、BMC、XRDU の各デバイスでサポートされています。
</Note>

### 新機能と機能強化

**SambaRack Manager Go CLI**

`snctl` が Go バイナリとして書き直されました。アップグレードの前に再インストールし、上記の **アップグレードに関する注意事項** に記載したフラグを渡しているスクリプトを更新してください。

コマンド出力を、グローバルな `-o, --output` フラグで制御できるようになりました。指定できる値は `text` (デフォルト)、`wide` (追加の詳細)、`json` (新しい JSON 出力形式) です。

<Note>
  **`-o wide` はすべてのコマンドでサポートされているわけではありません。** `power on`、`power off`、`power cycle`、`firmware upgrade`、`group create`、`group add-rack`、`group remove-rack`、`group delete` は `text` または `json` のみを受け付けます。`rack export` では `-o` の用途が異なり、出力ファイルの形式 (`json` または `yaml`) を選択します。形式は `--file` の拡張子から推定され、stdout への出力時のデフォルトは `json` です。
</Note>

セットアップに関して特筆すべきオプションが 2 つあります。

* **非対話型の初期化**：`snctl config init --defaults` は、プロンプトを表示せずにすべてのデフォルト値を受け入れます。プロビジョニングスクリプトやイメージビルドに適しています。

  ```bash theme={}
  snctl config init --defaults --service-account /path/service-account.json
  ```

* **デバイス単位の認証情報オーバーライド**：デバイスタイプごとのデフォルトに加えて、個々のデバイスに、正規パス (canonical path) で指定する固有の認証情報を持たせることができます。`snctl secret get --device <path>` は、値がどの階層から解決されたかを報告します。これは標準のセットアップの一部ではなく、必要とするデプロイメント向けに提供されています。

  ```bash theme={}
  snctl secret set --device Rack/001/Node/0/bmc
  ```

デバイス、電源、ファームウェアの管理が、それぞれ独立したガイドとして文書化されました。

* [コマンドリファレンス](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-command-reference)
* [電源操作](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-power-admin)
* [ファームウェア更新](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-firmware-updates)
* [インベントリファイルのスキーマ](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-inventory-file-schema)

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**ラックの一括プロビジョニング**

ラックとグループを、デバイス 1 台ずつではなく、ファイルからまとめてプロビジョニングできるようになりました。SN40L-16 ラック 1 台は約 17 台のデバイスで構成され、従来はそれぞれに個別の `rack add-device` の呼び出しが必要でした。

```bash theme={}
snctl rack import <file> [flags]
```

ファイルは JSON または YAML 形式のネイティブな `snctl` インベントリで、ラックのみ、グループのみ、または両方のサブセットを含めることができます (`rack export` が生成したファイルも使用できます)。`-` を渡すと stdin から読み込みます。

| フラグ | 説明 |
| :- | :- |
| `--dry-run` | インベントリを変更せずに、変更内容をプレビューします |
| `--overwrite` | 既存のラックとグループを置き換えます。指定しない場合、既存のエントリはスキップされ、その旨が報告されます。 |

<Note>
  **まず `--dry-run` を付けて実行してください。** どのラックが追加・更新・スキップされるか、また何件の認証情報がインポートされるかを、何も書き込むことなく正確に報告します。
</Note>

`snctl rack export` はインベントリをファイルに書き出します。ラック ID を指定しない場合は、すべてのラックがエクスポートされます。パスワードは常に `${BMC_SECRET}` のようなプレースホルダに置き換えられるため、エクスポートファイルは安全に共有できます。インポートファイルに実際のパスワードが含まれている場合は、暗号化された認証情報ストアに読み込まれるため、別途設定する必要はありません。

`snctl rack show` は、`-o wide` でノード名を報告するようになり、`-o json` では常に `node_name` フィールドを含みます。

ファイル形式と手順の詳細については、[ラック管理](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-rack-admin) および [インベントリファイルのスキーマ](/docs/ja/sambastack/hardware-admin/sambarack-manager/srm-inventory-file-schema) をご参照ください。

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## SambaRack Manager v1.2.0 リリース

**リリース日:** 2026年7月14日

本リリースでは、各デバイスタイプおよび 2-PDU 構成の SambaRack SN40L-16 におけるファームウェア更新の信頼性を改善したほか、パフォーマンスとユーザビリティ全般を向上させました。これらの変更はすべて SambaRack Manager の**バージョン 0.0.5** に含まれます。

#### 改善と修正

**ファームウェア更新の信頼性**

* `snctl device firmware-update` によるファームウェアイメージのダウンロードについて、より幅広いネットワーク環境での信頼性を改善しました。
* XRDU デバイスのファームウェアアップグレードに影響する問題を解消し、BIOS 更新の手順を更新しました。
* `snctl device firmware-update` が、`--type` をサポート対象のデバイスタイプに照らして検証するようになりました。
* バージョン不一致の結果における不要なログノイズを除去するため、`firmware-check` の出力を整理しました。

**全般的な改善**

* インベントリデータを読み取るコマンドのパフォーマンスを改善しました。

## SambaRack Manager v1.0.57 リリース

**リリース日:** 2026年4月30日

本リリースでは、SambaRack SN40L-16 の 2-PDU 構成サポートと、BIOS、BMC、カード、XRDU の各デバイスタイプ向けの新しいファームウェア更新コマンドを導入します。

### 新機能と機能強化

**SambaRack SN40L-16: 2-PDU 構成サポート**

SambaRack Manager が、既存の 4-PDU 構成 (部品番号 `1001934`) に加えて、2-PDU の SambaRack SN40L-16 構成 (部品番号 `P-1002331`) をサポートするようになりました。

* `snctl rack add` が部品番号 `P-1002331` を受け付け、コンポーネントリストには実際の PDU 数が反映されます。
* 2-PDU ラックでは、`snctl rack list` に `Type: P-1002331` と `PDUs: 2` が表示されます。
* 2-PDU ラックでは、`snctl rack show` に `PDU/1` と `PDU/2` のみが表示されます。
* デバイスインデックス表が更新され、1〜4 (4-PDU 構成) または 1〜2 (2-PDU 構成) が反映されます。

**ファームウェア更新コマンド**

BIOS、BMC、カード、XRDU の各デバイスタイプで `snctl device firmware-update` コマンドが利用可能になりました。

* 対象の選択には `--rack-id` または `--group` を使用します。特定の XRDU を対象にするには `--index` を使用します (単一指定、カンマ区切りのリスト、または全指定)。
* カスタムファームウェアファイルを指定するには `--file` を、事前条件チェックをスキップするには `--force` を使用します。
* 同一のメンテナンスウィンドウ内で複数のコンポーネントをアップグレードする場合は、THOR CARD → BIOS → BMC → XRDU の順序に従ってください。
* ラック内の XRDU は並列にアップグレードされ、グループ内のラックは順次処理されます。

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